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働く女性の更年期障害

体調が優れない。しかし、会社を休むわけにはいかない。そんなジレンマを抱えながら就業している女性が増えているようです。それはただの風邪や不調とは違う、更年期障害の類いだとしたら、周りの理解が必要になります。

今回は、女性が社会に羽ばたくに向けての、誰もが経験する可能性をもった更年期障害について、お話しします。
 

会社が更年期障害に無知だと、どうなるか。

早くて30代後半から50代にかけての閉経を迎える時期に、エストロゲンという内分泌物が減少し、ホルモンバランスが崩れ、様々な症状を主に女性に起こします。

以前こなせた仕事ができなくなる、うっかりミスが増える、暑がりで汗をかきやすい、朝起きると倦怠感で起きれない、なぜかイライラして周囲の仲間を怒鳴る。など、いつもとは違う変調がおきるのです。

雇用機会均等法が制定され、女性が平等に社会の一員として仕事ができるという素晴らしい時代になりましたが、女性にとって30〜50代の更年期にぶつかる時期になると、仕事に支障をきたし始め、最悪の場合は、会社を辞職せざる負えなくなるような事が起きてしまうのです。

更年期障害は、女性も男性も起こるホルモンバランスの不調です。もし、会社がこの更年期障害を全く理解しなかったら大変か事が起きます。それは、「体調が悪くなりやすい、使えない社員、給料泥棒」として、位置づけてしまうかもしれないからです。

更年期障害を、社会が理解すること世界は変わる

仕事で働く女性にとっては突然の不調ですから、一番辛いのはその当事者です。それも、働き盛りに更年期障害のせいで、任された自分の仕事ができず焦り、精神的に苦痛を強いられますので、ダブルパンチです。このとき、追い打ちをかけるかのように、会社側の上司が更年期障害を理解していないと大変な事が起きます。

男性だけでなく女性の社会参加という部分で、女性が本当の意味でたくましく社会に貢献するためには、社会自体が更年期障害に対しての本当の理解が必要なのです。

果たして、更年期障害はどのくらいの理解があるのでしょうか。

日本の場合は、圧倒的に情報が不足しています。小学校からの性教育においては、日本の学校では月経や性行為、出産までです。しかし、世界においては、スウェーデンの場合は、なんと、性教育は、男女一緒に共通理解を図り、また、更年期と更年期障害についても学びます。

よって、小さな頃から更年期という物を知り、実際に更年期障害への理解は浸透しているため、社会全体が優しいのです。
 

日本は素晴らしい。でも、制度が先ばりすぎです。

 
男女が働きやすい職場を目指し、政府も率先して女性が会社で活躍する事を期待しています。これは素晴らしいことです。是非、進めていくべきです。しかし、細かい所で、まだまだ制度が先走っているようです。働くと分かりますが、子どもを持つ母親が子どもの熱で突然休んだ際、会社の同僚は冷たい目です。影で文句を言っています。子どもの行事があって、休む際も同様です。

もし、更年期障害になった時、会社が全面的に理解していたとしたら、どんな明るい未来が待っているか想像してみて下さい。イメージして下さい。

朝起きたとき、体調が思わしくない。食欲がわかず、仕事への意欲がわきません。医師からは更年期障害と診断されていたので、会社に連絡。上司は快く承諾。上司は「大丈夫か。無理するな。まずはしっかり休め。また明日様子を教えて。」と優しいねぎらいの言葉をかけてもらう。

前向きに休む事が出来るのです。

たとえ更年期障害で辛くとも、会社が優しくサポートしてくれるようになるのは、まだ時間はかかりそうです。しかし、時間の問題だと思います。政府が女性の会社への積極的な地位向上を目指している限り、もっともっと優遇措置ができることでしょう。

更年期症状はこうして克服された