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更年期障害と離婚の関係

熟年離婚が増えています。主に50代から60代の離婚が増えているようです。

たとえば、今まで仕事で人生のほとんどを費やしてきた夫がいたとします。社会という荒波の中で人生の大半を費やし、家族を養うために働き、嫌な上司に頭を下げ、愛想笑いをしながら会社勤めを無事に定年退職。男としては有終の美でした。

しかし、妻である女性はどうでしょうか。熟年離婚の原因をクローズアップすると、妻が夫に愛想がつき、愛が無くなり、離婚を突きつけられる事が多いようです。

愛が無くなるという心の変化だけでは簡単に伝える事の出来ない、もっと複雑な要因があるとしたら、どうしますか。それが、更年期障害だったら・・・。
 

家事をしない妻に腹を立て、罵倒した夫の末路

ある家庭の話です。男は定年退職をして1週間が経ちました。仕事というプレッシャーから解放され、定年後の輝かしい未来を想像しています。しかし、妻がなぜか元気がありません。理由を聞いても「大丈夫」しか言わない。何十年ぶりの旅行に連れて行っても、映画館に行っても、買い物に出かけても、昔趣味だったテニスをしていても、浮かない顔が続きました。そして、ある日。

朝起きると、妻がソファに座り、ぼーっと外を眺めていました。妻の回りは洗ったばかりの洗濯物が途中で干されずそのままでした。また、朝ご飯を作っておらず、米すら炊いてませんでした。

その様子を見て、夫は切れてしまいました。「お前は何してんだ。そんなに俺が定年したの気に食わんのか。なんだ、ボケたのか?それとも俺のせいで病気になったのか」と怒鳴り散らしました。

夫はすぐにハッとして、暴言を吐いた事への後悔を感じましたが、プライドが謝罪の邪魔をしてしまいました。妻は、その場でしくしくと泣き、何も言いませんでした。
 

男の無理解とコミニュケーション不足

それ以降、家庭内別居となり、妻は出て行き、しばらくして郵便物が届きました。夫は、何となく分かりました。その封筒の中身は離婚届であると。

離婚届けに判子をおして、協議離婚が成立して、しばらく経った後、妻と一緒に出て行った息子が訪ねてきました。そのとき、衝撃の事実を知ります。

妻は、更年期障害に苦しんで5年だったのです。更年期障害という言葉さえ、聞いた事はあるが、詳しく知らず、異変に気づかなかった自分と、5年前から発症していた事をパートナーである夫に教えてくれなかったことへのショックで、言葉を失いました。

私が定年退職したことが理由ではなく、根本的に、更年期障害が原因でした。また、今までどれだけ夫婦としてのコミニュケーションを欠いていたかを痛感しました。

私は一人になった。そう、父は言いました。
 

最悪のシナリオを迎える前に・・・

私の父はそのように、今でも後悔しているといいます。女性の立場になって考えてみて下さい。ホルモンバランスが崩れることによる内的な病気です。見た目ではよくわかりません。

女性の体のエストロゲンの欠如からなる病です。だから、自ずと心まで病は染み渡り、時には倦怠感や不安、へんな汗、息切れなどの症状が起きます。

女性にとっては、非常に重要な病気なのです。

離婚と更年期障害との因果関係は実際にあります。もし、旦那が妻の話を聞き入れる習慣があって、夫婦間のコミニュケーションが成り立っていたとしたら、離婚という最悪のシナリオはなかったかもしれません。

女性の肩を持ちますが、男はしっかりとした妻への配慮をするべきです。寛容で温かい心で接するべきです。

のぼせ、ほてり、冷え、動悸、息切れ、手足の冷え、肩こり、腰痛、関節痛、背筋痛、皮膚や粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス、唾液分泌の異常、ドライアイ、食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感、月経異常、頻尿、残尿感、性器下垂感、性交痛、しびれ感、かゆみ、知覚過敏、知覚鈍麻、頭痛、めまい、耳鳴り、もの忘れ、憂うつ感、判断力・集中力の低下、不眠、不安感。というものを、更年期障害は引き起こします。

夫は妻への理解を、コミニュケーションを通じて、日々の生活の中で実現していく事が大切です。少しでもおかしい様子があったら、そのベストなタイミングで、気配りが出来るようになる事が大切です。

更年期症状はこうして克服された