更年期にさしかかったなと思ったら
若いころには更年期なんて関係ないと過ごしていても、女性なら必ず訪れるのが更年期です。
更年期は病気ではありませんから、そんなに悪者扱いするものでもありません。
結婚・出産・育児・両親、義両親の介護など、女性の生涯の中には大きな出来事がいくつもあります。
加えて職業を持っている人なら、仕事上での悩みもあるでしょう。
こういった幾つもの出来事を乗り越えて、やっと体が休まるのは60歳ぐらいになってからかもしれません。
ちょうど更年期が過ぎた辺りでしょう。
更年期の期間は、仕事上での責任が重くなる時期ですし、子供の受験や就職、両親や義両親の介護の問題もでてくるでしょう。
加えて更年期特有の症状がでたきたら、辛い時期になることが予想されます。
女性はどうしても自分のことは後回しなり、自分の体調については我慢しとしまう傾向にあるようです。
けれど、女性が倒れてしまったら、自分が辛いのは勿論ですが、周りの人にも迷惑をかけることになってしまいます。
女性の体は自分だけの体ではないのですね。
40歳を過ぎたら、更年期の症状がでていなくても、更年期外来を受診してみてもいいかもしれません。
症状がでていないのに、病院になんて行きにくいと思われたら無理に受診する必要はありません。
ただ、更年期といわれる年代にさしかかってきたら、自分の身体について関心をもつことが大切です。
食生活、人間関係、家族との関係、体を動かすこと、趣味など見直してみると良いでしょう。
自分と向き合い、自分を知り、来るべき更年期を不安なく迎えられると良いでしょう。